top of page

「休みたい」と言った息子との会話から気づいたこと

saorik273

ある日、息子が「部活休みたいな」とポツリと言いました。

「あ、そうなんだね。え、なんで?」と聞いてみると、


「今日は行きたくないけど、次の曜日のやつは行ってもいい」


という返事。


ん?なんだそれ?と思い、さらに質問してみました。


「部活を休む、休まないっていうことよりも、

 そう思ったきっかけがどこかにあるよね?」


「今日は休みたいけど、次の日は行ってもいい。

 きっとそこに何かが隠れてるよね?それってなんだろう?」


「……わかんない。」


そんなやり取りがしばらく続きました。


私たち大人も、何かに対して「嫌だな、やめよう」「なんとなく気持ち悪いな」

そう思うことってあるけれど、その「なんとなく」のまま蓋をしてしまいがち。


でも、本当はその奥にある気持ちや理由に目を向けることが大事。

そこにちゃんと気づくことで、次の選択が変わることもあるんじゃないかな。


今回はすぐに答えは出てこなかったので、

「一度自分の中で、その思いを考えてみて」と伝え、

その時は話をいったん終わらせて、

「次の日にまたゆっくり二人で話をしよう」と言って見送りました。


この思いを言葉にすること。

これってやっぱり訓練でしかないんですよね。


私たち大人もそう。

「なんとなく嫌だ」「なんとなく苦手」

そんな感情の奥には、実は深く根強い何かが眠っている。


でもこれは、部活だけじゃなく、

すべての物事に共通して言えることなんだと私は思っています。


だからこそ、こうやって自分の思いに向き合い、言葉にしていく習慣が、

これからの人生でとても大切になるんじゃないかな。


今日は、そんなことを考えながら、じっくり話をしようと思った一日でした。

 
 
 

댓글


bottom of page